滞り

 

すっかりブログの更新もしなくなった。

案外忙しい11月と12月を過ごした。学会の抄録をはじめて書いてみたり、研究室の仕事をいろいろしたり、去年とはちがった忙しさを感じたようにおもう。

 

去年は学部生で、国家試験が2月にあったから、それに向けて勉強をしていた。ひたすら暗記する日々、それでも同期と共有する時間が長くて、昼飯も晩飯もいっしょに食べて、すごく良い日々だったなとおもう。

その同期も今年の春に就職し、その頃はわたしは寂しくて仕方なかったけど、夏になればその痛みも和らいで、秋は忙しさにころされて、冬のこの時期にようやく落ち着いたとおもったら、そういえば去年の今頃は・・・だなんて思いを馳せたら、また寂しくなってしまった。情けないなあ。

 

わたしは「この人だ」とおもうと、相手をひたすらにおもってしまう性分らしい。

日々の生活の中で、その人を組み込んでしまう。ここのお店好きそうだなとか、このご飯美味しいからこんど連れて行きたいなとか、この服似合いそうだなとか。そういう組み込み方をしてしまう。

それがいまの自分には苦痛だ。距離の遠い人たちを大切におもうには、この性分はひどく自分を苦しめる。なかなか達成されない願望ばかりに溢れてしまっている。

生き方を変えねばならないな、とつよく思う。人との関係性は、ひとつにしてしまうと、その条件に合わなければ疎遠になりかねない。条件に合わなくとも、いや、条件をそれ用につくるようにしなければ、環境が変わるごとに人との繋がりがリセットされる。

 

きょうはクリスマスイブだ。

家族とサイゼリヤに行く。さっきケーキも買ってきた。20時からは協会でミサがある。良いクリスマスイブになりそうだ。